Column ヴァイオリニスト 末延麻裕子

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緑が多い住まいと街は、居るだけで心が浄化されます。

今後の活躍が注目される、世田谷区在住の若手ヴァイオリニスト・末延麻裕子さんの素顔に迫りました。

末延麻裕子 - Profile -

末延 麻裕子

末延 麻裕子 -Mayuko Suenobu-

古舘プロジェクト所属。

1987年、山口県生まれ。4歳からヴァイオリンを始め、数々のコンクールに入賞。

2008年、CHANELによる若手音楽家支援プロジェクト、ピグマリオン・デイズの参加アーティストに選出される。
桐朋学園大学卒業後、現在は同大学研究科に在籍しながら活動中。

オフィシャルブログ
新しいウインドウで開きますhttp://blogs.glam.jp/piano/

1年待ち続けた理想の部屋への転居

高校に入学してから大学を卒業する直前まで、調布市にある学生寮で暮らしていました。
その後、少し八王子市に住んだあと、今年4月に世田谷区に引っ越しました。

実は、引っ越す1年ほど前に、インターネットで24時間、楽器の練習ができ、地下に小さな音楽ホールもあるマンションを発見。ずっと部屋が空くのを待っていたのですが、偶然、私の誕生日に「部屋が空いた」という運命的な電話が届いたので、転居を即決しました。

住んでいる方も音楽家が多かったようで、入居後、カルテットのような演奏会を、門を開け、外を通る人にも見えるようにしてマンションの中庭で行いました。
その中庭や、読書などができる屋上にも、あちこちに木が植えてあります。

建物を出た周辺も、緑に囲まれています。山と畑だらけの実家から東京に来たときは、緑が少ないことに驚きましたが、今の住まいと街は、緑がたっぷり。
木の葉が揺れる音をボーッと聴くだけでも、心が浄化される気がします。

大学へは、京王線の仙川駅まで、徒歩も含め約30分程度。
ヴァイオリンの恩師のご自宅も、世田谷区上北沢あたりですので、レッスンの帰りに、上北沢のケーキ屋に寄ったり、思い立ったら成城石井や神戸屋へも、お気に入りのケーキやパンをよく買いに行きます。
世田谷以外では青山でウィンドウショッピングをしたり、音大の友だちとカフェでお茶をしながら音楽について語るのが大好きです。

末延 麻裕子さん

末延 麻裕子さん

次の一歩を踏み出すきっかけに・・・

音楽活動での目標は、聴いた方が何かを感じ、次の一歩を踏み出すきっかけになるような演奏ができる存在になること。

大学時代までは、コンクールなどの戦いの場で演奏することが多かったため、技術や正確性を高めることに精一杯でしたが、研究科では、クラシックとビートルズの共通項などの、音楽の奥深い世界も学んでいます。

私自身も、緑に恵まれた周辺環境をもっと探検し、いろんなものに触れ、感じ、人とも出会い、自分の内面からにじみ出るものを音楽に活かせるようになりたいですね(談)

掲載日:2009年11月30日