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愛すべきしっぽたちのための快適空間

愛犬とのホームライフをより満喫するためのワンアドバイス。もっと楽しくずっと楽しむ愛すべきしっぽたちのための快適空間。
毎日、一緒に暮らす愛犬は、大切な家族の一員です。そんな愛犬との暮らしを、もっと楽しく、ずっと楽しむために、飼い主が気をつけたいことを、犬の訓練士でカウンセラーでもある天野直子さんが教えてくれました。

ドッグトータルサポート Andy Cafe

ドッグトータルサポート Andy Cafe

愛犬との暮らしに関する幅広いアドバイスをご提供。困った問題行動を直すヒントをみつける「一日お試ししつけ教室」や、犬の社会性を育てる「ようちえん」も開設しています。

住所:世田谷区池尻1-11-7 定休日:不定休
カフェダイニング(1F) tel:03-5430-0455
ドッグホテル&サロン(B1F) tel:03-5430-0457(要予約)


ホームページ
新しいウインドウで開きますhttp://www.andycafe.com

右Photo:チーフドッグコンシェルジュ 天野直子さん

JKC公認訓練士、日本警察犬協会・三等訓練士、ドッグライフカウンセラーなどの資格を持つ。

犬にとっての幸せとはなにか?

私が、現在の仕事をしていくうえでの永遠のテーマが、「犬にとっての幸せとはなにか?」ということです。
              ◇
近年、犬を家族の一員として迎え、暮らしを共にする方が増える中、飼い主をとりまく環境も、とても便利で豊かになりました。ペット共存型のマンションをはじめ、室内のドッグラン、そして食事や買い物のシーンでも、愛犬と一緒に入店OKのお店がどんどん誕生しています。
飼い主の皆様は、次の休日には愛犬とどこへ行こうかと、ワクワク夢を膨らませているのではないでしょうか?
              ◇
そんな今、犬が人間社会で生きることがどういうことなのかを、私のテーマの視点から、改めて考えてみました。
すると、犬と人間との共生社会が便利で豊かになるほど、一方では、人が犬に求めることも多くなってきたように感じたのです。

たとえば、「ここでは絶対に吠えないで!」「トイレはここ!」など...。あれはダメ、これもダメでは、せっかくの犬との楽しい暮らしも、お互いに窮屈になってしまいますよね。
              ◇
それでなくても、もともとルールの多い人間社会。犬がストレスなく毎日を過ごせるようにするにはまず、飼い主が犬の習性を理解し、そのうえで正しいしつけをして、住環境も整えてあげることが重要です。

犬の性格は、子犬の頃の社会化期(生後3~12週)にどれだけたくさんのことを経験し、吸収してきたかによっておおむね決まります。
しかし、犬が大きくなったあとに、一日のほとんどの時間をどんな環境で過ごしているのかということも、性格や気質に影響を与えるといわれています。

そのため、しつけをしっかり身につけた犬でも、快適な住環境が整っていないと、警戒心が強くなってひどく吠えたり、怯えたりという、困った行動をとることが起こり得るのです。

おうちでくつろぐワンちゃんたち
▲おうちでくつろぐワンちゃんたち
おうちでくつろぐワンちゃんたち

ようちえんの様子
▲ようちえんの様子

どんな住空間が快適なのでしょうか?

では、犬にとっては、どんな住空間が快適なのでしょうか?
それは、私たち、人間が求めるものと同じです。

◎たっぷり遊べるスペース   
一日中、お留守番やサークルの中など・・・十分な運動をさせていますか?犬種によっては一日にたくさんの運動量を必要とする犬もいます。運動不足からくるストレスで、モノをかじるなどのいたずらの原因になることもあります。

◎のんびり熟睡できるスペース
犬は自分だけの空間(スペース)をとても大事にします。
ハウスやゲージなど、安心して落ち着ける場所を与えましょう。

◎清潔でゆったりしたトイレスペース
基本的に犬はとても清潔です。キレイに保つことで、苦手なトイレも克服できるかも!
ほんの少しの工夫で、犬も飼い主も今まで以上にハッピーになり、毎日笑顔で過ごせるようになりますよ(談)。